ウッドデッキを作ろうと決めてから、
早くも2年。
- 「どうやろうか考えて…よし、今度!」
- 「材料代高くない?…よし、今度!」
- 「そもそも何からやる?…よし、今度!」
──そんな“今度”が2年続いた結果、
設置予定の場所は…
まるで**『もののけ姫』のラストシーン**。
草ボーボーの中、アシタカが横たわり、
ヤックルが起こす
…あの草原のような状態に。
「もうこのままアシタカ気分で
寝転んでてもいいか」なんて思いかけたけど、
サン!見てごらん!
(ハッピーエンド)じゃねー!
そもそもカヤの事ほったらかして、
サンと一緒に草原で寝転んで。
なにそれ!
・・・アシタカっていいなぁー
はい、やりましょう。
ということで、今回は【基礎づくり編】です。
まずは完成イメージを固めよう!
図面まで描かなくてもOK。
簡単な手書きイメージでも良いので、
以下のポイントは整理しておくと
スムーズです。
- 基礎をどうするか(束石?コンクリ?)
- 柱の間隔は?
- どの工法で作る?
- 床の仕上がり高さは?
- 床材は縦向き?横向き?
高い材料を買って、無駄にしたくない!
イメージが固まったら、あとはやるだけ!
材料選び|人工木 or 天然木?
人工木(樹脂木)の特徴
メリット:
- セット販売で手軽
- 比較的安価
- 高さ調整が簡単そう(見た感じ)
- メンテナンスフリー
- 軽量
デメリット:
- 夏場に表面が熱くなる
- 焦げや変形時の補修がしづらい
天然木(今回はハードウッド)
メリット:
- 夏でも熱くなりにくい
(※人工木と比べて) - BBQ等で焦げても補修しやすい
- 木の温かみがある
- 耐久性◎
デメリット:
- 高価
- メンテナンス必要(ささくれ・色変化)
- 加工に手間がかかる
Re:35の選択は…ハードウッド一択!
理由ですか?
「天然木が好きだから!」
・・・
基礎工法は「束石+サンドウィッチ工法」に決定!
基礎のやり方、いろいろ検討しました👇
- コンクリート基礎+金属束柱:簡単そう。でもDIYっぽくない
- 束石+木製柱:DIYらしさがあって好み!
羽根つき束石+木製柱に決定!
工法比較
| 工法 | 特徴 |
|---|---|
| 大引工法 | 頑丈/束石ピッチ広くOK/水平出しはシビア |
| サンドウィッチ工法 | 束石ピッチ90cm程度/水平出しやや簡単 |
→ サンドウィッチ工法でいきます!
計画サイズ&束石配置
- 設置エリア: 約1500mm × 4000mm
- 束石配置: 縦4列 × 横6列+階段用1列
=計28個 - 費用目安: 束石1個1,000円 × 28個
= 約28,000円
施工手順(草ボーボー → 防草シートまで)


Re:35君
もののけ姫
- 雑草をむしる
- 束石予定箇所に穴を掘る
- タンパで締め固める
(気になる方は砕石入れる)
※Re:35は入れてません - モルタルを練って穴に敷く
※この段階で高さをオートレベルで
ざっくり確認 - 四隅の束石を設置
(直角:差し金/レーザー) - オートレベル or 水平器で高さを調整
→ モルタルで固定 - 水糸を張って、残りの束石も設置
(80cmピッチ) - モルタルが固まったら、周囲を埋戻し
- 最後に防草シートを敷く


Re:35君
四隅に束石置いた後
水糸に沿って置いている所


Re:35君
設置完了


Re:35君
防草シート設置。ボコボコだけど
砂利敷く予定だからいっか(笑)
使用した道具・材料
- オートレベル(※今回は基礎だけ使用)
- 水平器(以降の工程はコレだけで進行)
- 差し金
- 剣スコップ、角スコップ
- ネコ(またはバケツ)
- モルタル、コテ(または小さいシャベル)
- 水糸、プラスチックハンマー
- タンパ
- 防草シート
- 束石(羽根つきタイプ)
感想&反省
- 基礎が命! 慎重にやって正解。
- でも土地がきれいな直角とは限らない!
- 計画の甘さが浮き彫りに(笑)
- 「まぁこのへんでいいか!」
ってでできるのもDIYのいいところ
- 水平&直角出しは本当にむずい。
- 一人作業だとしんどい!
- 二人いるとスムーズ
- レーザー墨出し機あれば楽だったかな?
次回予告|ウッドデッキ編 No.2
**「柱を立てる!」**編に続きます。
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